キャトルバン工法
キャトルバン工法は、斜面緑地の緑化工法として 平成8年6月に建設省の建設技術評価を取得しています。
概要
緑化困難とされていた岩盤などの無土壌岩石地や硬質切土法面の緑化を図る目的で開発しました。
特徴
- 吹付けられた生育基盤は、エア圧送されるため圧密された状態に仕上り、降雨や凍結・凍上による侵食防止効果および断熱効果に優れます。
- 植物の発芽、生長に適しています。
- 保肥性に優れているため、永続的な緑化による環境保全が可能です。
- 保水性が高いため、乾燥地に適用できます。
- 木本種子や苗木を使った樹林化による緑化にも対応可能です。
使用材料
生育基盤材(厚層基材吹付工法の主材料)
生育基盤材キャトルバン
- キャトルバンは、有機質土壌改良資材であるバーク(樹皮)堆肥やピートモス(水苔類)を主原料とした良質の人工土壌の吹付用生育基盤材です。
- 植物の生育基盤の保水、通気性を改善し、塩基、養分の保持や養分の補給の増大を図るなどの効果があります。